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旧米沢高等工業学校本館

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国の重要文化財に指定されているそうです。
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ルネッサンス様式を基調とした木造2階建。
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中央家から左右に胴屋が連なり、
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その両端に短い翼家を付けた形になっています。





地元では、山大工学部のあの建物で通じるみたいなのですが、
今回初めてじっくりと見ることができました(これもデジカメ効果です^^;)。
館内の見学は平日の9:00~15:00まで…。これって、週末観光客には苦しい設定ですよねぇ。
地元の普通の勤め人だって厳しいぞ!(とか言いながらチャンスがあれば中の見学もしてみたいですね^^)
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敷地内に「青春」という詩碑がありました。

nikoがピンクの傘さして映り込んでしまっていますが、あしからず^^;

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年
月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

  人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。

  人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。

  希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、
皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至れば、この時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。

この詩は、米国人Samuel Ullman(1840年~1924年)の原作"Youth"に基く英詩を
岡田 義夫先生(旧米沢高等工業学校元非常勤講師)が翻訳され、
森 平三郎先生により世に贈り出されたそうです。


この詩にあるように、心はいつまでも青春していたいと思います(^-^)
そのためには、身体(体力)が付いてこれるよう、日々のトレーニングも大切ですね。
って、そう言うことを考えること自体、老いを自覚している証拠なのですが、
自覚しつつも青春するための努力をすることが出来るのが、
きっと大人なんだって思いません???(笑)


                                              (2006.10.9撮影)
by nikolaschka_01 | 2006-10-21 20:21 | ぷらり散歩
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